拝啓 小池百合子環境相様「ザ・レイクチャンプ」よしさん(写し) Dear cabinet Ms.koike, yoshisan.
拝啓 小池百合子環境相様「ザ・レイクチャンプ」よしさん(写し)
Dear cabinet Ms.koike, yoshisan.

見づらいですが、これが電子メールの写しです

受信メール
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差出人 :吉田 義明    PXY11544
送信日時:2005/01/26 04:21
題名 :拝啓小池百合子環境相様

Date: Wed, 26 Jan 2005 04:21:58 +0900
From: 吉田 義明
To: MOE@env.go.jp
Cc: PXY11544@nifty.ne.jp
Subject: 拝啓小池百合子環境相様

拝啓小池百合子環境相様

題名:オオクチバスについて

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(以下「法
律」というに基づき、「特定外来生物等専門家会合」が設置され、その下部
に魚類関係専門家グループである「特定外来生物等分類群専門家グループ会
合(魚類)」があります。さらに、その下部にオオクチバスにより詳しいと
される委員による「特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)オオ
クチバス小グループ会合」がおかれています。
【経緯1】
2005年01月19日第4回オオクチバス小グループ会合が開催され、
『★オオクチバスについては、広範に現に利用されている実態に鑑み、指定
する前に、指定後の防除のあり方(どの水域について防除に着手するか等)
について、予め準備を行うことが法律の円滑な運用と制度適用の実効性を確
保するために適切である。
★被害防止のために不可欠な防除については、防除のための行動及び情報双
方の観点から関係者が大同団結し、国民運動的に取り組んでいくことが重要
であり、このため、防除対象水面の特定や実態等の把握を行うとともに、防
除に係る指針についての共通認識を形成することに直ちに着手する。
★具体的には、学識経験者を中心に、環境省、水産庁、地方公共団体、漁業
関係者、釣り関係者等による合同調査委員会の設置を決め、2月初めにも作
業方針を決定、調査に着手する。
★調査委員会では、以下の作業を行う。
@モデル防除事業実施を含めた防除の指針(どの水域において早急に防除を
行うか、どの水域については直ちに防除を行う必要がないのか等)の策定
A @のために必要な現地調査及びケーススタディ分析を含めた全国の生息状
況や被害状況の把握
B普及啓発方針の策定 ・オオクチバスによる生態系等に係る被害を防止する
ことは喫緊の課題であり、法律の枠組みを活用することが重要である。
上記の準備を経て、半年を目途に特定外来生物指定に向けた検討を進め
る。』
との、オオクチバスの取扱いについての合意がなされました。(環境省ホー
ムページ既報)
【経緯2】
2005年01月21日昼の会見で、小池百合子環境相が「(法律の)一番
の目玉がオオクチバス。指定を先送りすることは批判されても仕方ない」
「法律の趣旨から、まずは指定すべきだ」
とする主旨のコメントを発表されました。(毎日新聞・愛媛新聞等既報)
【経緯3】
2005年01月21日13:00開催の、第2回 特定外来生物等分類群
専門家グループ会合(魚類)の冒頭に(昼の小池百合子環境相会見を受け
て)「大臣からオオクチバスをまず指定すべきだとの指示を受けた」
「特定外来生物指定に向けた議論を進めてほしい」とする小野寺浩環境省自
然環境局長発言があったと伝えられています。(毎日新聞・日釣振等既報)
【予定1】
2005年01月31日、特定外来生物等専門家会合、開催予定
【小池百合子環境相と環境省自然環境局への不信感】
2005年01月21日昼に発表された「オオクチバスは直ちに指定される
べきだ」とする主旨の小池百合子環境相コメントは、環境省の要請により
「特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)オオクチバス小グルー
プ会合」に出席した全委員による19日の合意内容、すなわち
★2005年01月31日で特定外来生物指定をせず、半年を目途に検討を
進める
★防除対象水面の特定等
を、全面的に否定する結果となっております。
環境省(その最高責任者は小池百合子環境相です)の指名した委員により検
討され、上部会合「特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)」開
催前、なおかつ全体会合「特定外来生物等専門家会合」開催前のご発言は、
オオクチバスを特定外来生物に指定することの可否以前に、小池百合子環境
相と環境省自然環境局に対する大きな不信感を抱かせる重大な事柄と感じま
す。
さらには、民主的であるべき会議と結論に到達するプロセス、ルールに対す
る否定にほかならないと思います。
小池百合子環境相ご発言は、法治国家の中で許されるものではないと考えま
す。
もし、法律の第一章総則第二条3の「主務大臣は、第一項の政令の制定又は
改廃に当たってその立案をするときは、生物の性質に関し専門の学識経験を
有する者の意見を聴かなければならない」
を、聴くことと、聴き流すことが同意語であるとお考えの上でのご発言であ
るならば、指名された魚類関係専門家グループとオオクチバス小グループの
委員の会合は、どのような意味を持つものであるか、理解に苦慮します。
さらに「特定外来生物等分類群専門家グループ会合(魚類)オオクチバス小
グループ会合」における、「オオクチバスの取扱いについての合意事項」を
はるかにしのぐ、問題解決の良策をご自身で示される責任が発生すると思料
します。
2005年01月26日
千葉県四街道市和良比286-23
http://www.mmjp.or.jp/lake-champ 「ザ・レイクチャンプ」
吉田義明(よしさん)
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