記録を残す It leaves record.
ODL・ト−ク Outdoor Life Talk
今回のテ−マ
記録を残す
It leaves record.
(亀山湖50〜60cm級リリ−スの戦術シリ−ズ)
[整理番号:0009]
 
釣りの記録は、自分の書式を決めて記入し、残しておくと役に立つ。
釣りに関連のありそうなことの、一切を記録しておけば良いので項目は独自で良い。

釣り場への往復旅費交通費から宿泊費等までを含めた支出簿タイプ。

釣りに日記の要素を加えた、日記タイプもあるだろう。

共通は、
釣りの年月日釣り場・釣果の魚種、全長、数使用釣り具というところか。

 
よしさんのログは、別掲の通り現在改訂10版を使用している。

B5版のシ−ト(1枚)もの。

これを四ツ折りにしてポケットに入れ、つど現場(舟上)で記入する。

だから、雨の日に沢山釣ろうものならログは悲惨な状態になる。

ログは濡れる、濡れた紙面にボ−ルペンは書きづらい、そして紙は破れる。

もっとも、濡れたログを持ち帰り(沢山釣れた場合)、破らぬように静かに古新聞の

上に広げ、乾かすのは苦にならないものである。

亀山ログ
 
記録を記録として活用するために、基準は決めておき、みだりに変更はしない。

水位は、どこを基準とするのか。水温は、どの温度計で何時に測るのか。

気圧もしかり。

釣行のたびに基準が変わっては、比較するためのデ−タにならない。

私の場合、水温はデプスファインダ−のデジタル表示を正とし、予備はタックル

ボックスに入れた、アルコ−ル温度計である。

気圧については、国産C社製の腕時計トリプルセンサ−、ATC-1100Jを愛用。

この腕時計を正としている項目は、気圧と方位、それと時刻とアラ−ムの4項。

測定は水温・気圧共に出舟時・11:30・桟橋帰着時の、一日3回を最小とし、必要に

よって随時測定している。(例えば、レコ−ドフィッシュを釣った時)

 
仕上げは、記録の
整理方法について。

B5版のログはA4版ル−ズリ−フに貼付し、釣り場毎の見出し位置に綴っています。

参考用に、新聞発表天気図を切り抜き、ログと対照できるよう貼付し整理している。

【釣行当日06:00の天気図と11:00の衛星写真は夕刊に、釣行当日18:00の天気図と

23:00の衛星写真は、翌日朝刊に発表されます。】

釣りと気象は密接な関係にあると考えているからです。

あくまで釣りに行くのが主で、測候に行くのではないのですから、前線の位置・風力

等の大局的情報は専門家発表の資料に頼っています。

森は魚を育てています
種々の要素が絡み合う(と推定される)釣果について、自分の記憶力を信用して

いません。

信用せずに、記録しておくだけで、忘れても良いので気が楽です。

記録は、記憶より正確です。

なぜ記録を残すかといえば、後日その記録を役立てたいからです。

「去年の今頃は、どこへ行って何をどれほど釣っただろうか」とか、「その日の気圧

配置は、どのようであったか」など。

さらに、「その日の最低気温と、最高気温はどのようであったか」等について、比較

検討したい場面では、自身の記録が最良です。

将来使いたくなりそうな記録(項目)を、自身で記録しておけば良いのです。
記録のない一日は、釣りに行かなかった一日と同じだと思う。
リリ−スすれば・・・
Updated.1997年10月01日発表
http://www.mmjp.or.jp/lake-champ 続編は、「自身の記録を利用する」です Copyright by yoshisan