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その1 特別会員
「ザ・レイクチャンプ」には、パスワードを入力して開く「データ・ブック」
がある。会員登録してパスワードを入手するには、通常、入会添付品を用意して頂くことになる。
しかし、心や体に障害を持つ方(や、保護者の方々)には、入会添付品を用意すること自体が障害になる
懸念もあり、入会添付品免除の特別会員制度を2002年より創設してきた。
この趣旨にそって、特別会員申込を頂戴し、特別会員証を発行できたのは、ありがたいことだ。
お申込の勇気に感謝するとともに、躊躇されている方がいるのなら、気軽にご連絡頂けますよう、
この場を借りて再び伝えておこう。
その2 気がつけば50万カウント
いつのまにか「ザ・レイクチャンプ」は、インターネット上に数ある釣り系サイトで(検索エンジンを除き)老舗的存在になり、
なかでも淡水の釣り場を中心とするサイトでは、上位の累積アクセス数らしい。
これも、ひとつの角度からの評価に過ぎないことは承知している。それにしても、ありがたいことだ。
(1)訪問する釣り人と、迎える釣り場(ボート店・宿泊施設・地元)の双方に軸足を置き、
共通のインフラ構築をめざす
(2)スピードがサービス(速報体制)である
(3)ものまね・二番煎じ・後追いではない、新しい出しもの・企画で常に前へ前へと新鮮な驚きを提供したい
との信念で、運営してきた。
例えば、ボート店へのパソコン+デジタルカメラ導入推進とインターネット環境の構築。
例えば、よしさん主催・ボート店講座の開催。
例えば、地元・亀山中学校PTA会報への寄稿。
例えば、地元・亀山湖上祭君津市民花火大会への寸志寄付
例えば、地元・イベントの優先的紹介
例えば、スポーニングの魚を釣らない宣言
湖上で釣り人を注意し、ボート店にも苦言を呈し、また提案もしてきた。
ウェブサイト上で見える(わかる)ことも、また、ウェブサイト上からは見えない(わからない)ことにも
全力で挑戦した。
それぞれに、「言うは易し、行うは難し」の困難はあっても、釣りが好きだから、亀山が好きだから、
行動を積み重ねれば、めざす世界が広がるはずと信じている。
その3 プロフィッシャーマン・田辺哲男
最近また、さすが田辺哲男だと思わせる発言があった。
釣り月刊誌「バサー」(*)の自由に使える(責任編集)16ペ−ジの特集「死ぬなよ!バスフィッシャーマン」中、
6ペ−ジにわたる「緊急提言」が、それである。
フィールド(釣り場)の将来を考え、理想のフィールドを作る努力をしよう、という要旨である。
職業として日本とアメリカの釣り場を釣り歩いている彼が、
「未来を見据えたフィールド」国内第1位に挙げたのは亀山湖。
「7軒のボート店と漁協が創り出す理想的な環境」の例として、
「ボート店と小櫃川漁協のパートナーシップ」や、
「どのボート店から出船しても、亀山湖にあるボート店すべての桟橋を利用できる」ボート店同士の
協力体制を紹介頂き、
「地元がバスフィッシングを重要な産業と位置づけ、バスを貴重な資源として捉えているからこその対応」
と看破された。
さらには、理想的なフィールド・今後に向けて努力している湖・応援しなければいけない湖を、しっかり捉え
集中して利用してゆくべきとも。
一介のビジターではなく、良く見て(洞察して)いる、ただものではない。
そこが、さすがだ。
こういう眼力の男に本音(原稿検閲なし)で推奨されるのは、本当にありがたいことだ。
ささやかながら本稿をもって、彼に流石賞を贈呈したい(例によって賞状・賞品等はありません)。
(*)Basser 2003年12月号・No.144、株式会社つり人社
「ザ・レイクチャンプ」は小さいながら、メディアの一員と自覚し、責任の大きさと、ある種の重さ(プレッシャー)を感じてきた。
その緊張感を利用し、アンテナを錆びさせず、風を敏感につかまえ、己を磨くための
、表れない勉強をこれからも続けたい。
ガイドラインのない未体験ゾーンを、日々進むため、唯一頼れるのは、
よしさん自身のポリシーだと信じ、「こうあらねばならない」と見込む未来へ
向けて、全力で努力してゆきたい。
今回は、嬉しくも、ありがたく、希望の見える3題のご報告。