得手 yoshi's favorite method.

ODL・ト−ク Outdoor Life Talk

今回のテ−マ
this time theme.
得手
yoshi's favorite method.
[整理番号:0072]

道具はからだの一部として機能するよう、材質・構造・動作原理など 充分に理解し、なれておくことが肝要。 そこで今回はルア−のお話。 亀山湖で役立つ、出番のあるクランクベイトなら、例えばウイグルワ−ト。 ストームという米国のメーカー製だが、近年はメキシコで製造されている。着水点で素早くもぐり、左右に首をふりながら泳ぐ 芸当が持ち味。常套のボトムノックではなく、これを亀山湖の立ち木群で起用する。

大物いるょ

そう、釣り人が監督で、ルア−はベンチ入りの選手だ。 起用した場面で活躍しなかったら、ルア−に明日はない(よしさんの場合、2軍ボックスに落とします)。 沖合いのボ−トポジションから立ち木群へ、フルキャスト。 ロッドチップは水に入れ、ギンギンの男引き。エッ、「そんなことしたら根ガカルだろう」って。 可能性をすべて否定して、常識の中に安住していては、得るものも進歩もない。 心配するより、立ち木の陰から、ウイグルワ−トをカバッとくわえる50アップを想像しよう。 たまに根ガカルこともあるけれど、たいていは、あ〜ら、不思議。 水中にのびた幹(縦のストラクチャ−)や横枝(横のストラクチャ−)を巻くように、ヒラを打ちつつ、ウイグルワ−トはS字に抜けてくる。 バイトは抜けでる瞬間に多い。ベイトタックルで太いラインがマッチする。 亀山湖の立ち木群は経年で、密生した小枝の多くが脱落し、幹と主要な枝のみ、という観察から成立するシーン(状況)だ。 したがって同じリザーバーといえど、誕生まもない若い湖水ではこのメソッドは成立しないだろう。 ともあれ、こうして、自分自身が使用できる得手が増えてゆく。

宣伝したくないけれど・・

クランクベイトも、大きさ(重量)、引いたときにもぐれる深さ(潜行深度)、動作(アクション)、ラトル(音)の有無、 比重(浮沈)、カラーなど、さまざまな製品があるから、ベンチ入り(1軍=タックルボックス)させる前に それぞれの芸当をたしかめ、使いわけできるほど、得手を習得しておくことだ。 さらに重要なのは、状況に応じて、得手を使いわけることだ。

Let's enjoy life to the full.
Updated.2003年06月01日発表
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