[整理番号:0006]
鳥は生息地域により、「水辺の鳥」「海辺の鳥」「里の鳥」「高山の鳥」といった
表現がなされるが、釣り場で見かけるのは、いわゆる「水辺の鳥」が多い。
たまにきれいな鳥だな、この鳥の名前は何と言うのだろうか、と思われた釣り人も
少なくないでしょう。
一方、冬鳥・夏鳥などとも呼ばれるように、鳥はそこに生息する期間が限定されます。
なかには、一年中とある場所に生息し、留鳥と呼ばれる鳥もいます。
食べている餌の種類と、餌の摂り方も個々の鳥により違っています。
釣り人は鳥を観察し、その種類を特定できたなら、鳥が何を食べているかを推定
できるのです。
鳥の(特に水辺の鳥)餌には、水草・貝類・小魚・エビ・ザリガニ・カエル・死魚
動物の死骸等があります。
ルア−フィッシングの対象となる魚は、小魚・エビ・ザリガニ・カエ等を食べています
から、それらを食べる鳥がいれば、ルア−フィッシングの対象となる魚もまた生息
している可能性が高いことになります。食物連鎖の応用です。
指標となる鳥を、季節別にリストアップしておきます。
[鳥の名前] [餌と取り方]
[夏鳥] 岸に立ち、近付いた小魚を捕る
[夏鳥] ホバリング(停空飛翔)から、急降下して水中の小魚を捕る
[留鳥] もぐって小魚を捕る(潜水採餌)
[留鳥] もぐって小魚を捕る(潜水採餌)
[留鳥] 岸に立ち、近付いた小魚を捕る
[留鳥] 浅場を歩きながら小魚を捕る
[留鳥] 浅場で片足を前に出して震わせ、小魚やザリガニを捕る
[留鳥] 浅場で片足を前に出して震わせ、小魚やザリガニを捕る
[留鳥] 浅場で片足を前に出して震わせ、小魚やザリガニを捕る
[留鳥] 横枝から、急降下して水中の小魚を捕る
[留鳥] 横枝から、急降下して水中の小魚を捕る
[留鳥] 旋回し狙いをつけて水面の死魚・動物の死骸等をつかむ
[留鳥] 鋭い両脚の爪で、表層の大魚の背をつかむ
[留鳥] 逆立ちして、水草等を食べる(水面採餌)
[冬鳥] 逆立ちして、水草等を食べる(水面採餌)
[冬鳥] 逆立ちして、水草等を食べる(水面採餌)
[冬鳥] 逆立ちして、水草等を食べる(水面採餌)
[冬鳥] 泳ぎながら、水草等を食べる(水面採餌)
[冬鳥] もぐって水草・貝類・小魚を捕る(潜水採餌)滑走して飛ぶ
[冬鳥] もぐって水草・貝類・小魚を捕る(潜水採餌)滑走して飛ぶ
[冬鳥] 良くもぐって、中型魚を捕る

リンクは、インタ−ネットの専売特許ではありません。鳥やブラックバスも、自然の
摂理でリンクしているのです。リンク集を増やすべき先は自身のハ−ドディスク
(頭脳とも呼ぶ)でしょう。何しろ容量は無限です。
鳥を見分けられると、釣りも一層楽しめます。ではまた…。
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