魚がどこを向いているのかを把握することが基本。ならば、そのハウツ−やいかに、となろう。実はこれこそが難題。究極は釣り人の感性なのです。例えば。
一つは、ここ数日間の天候・水温と、本日の天候・水温の差異・傾向であり(安定なら良し、急変・特に下降はNG)、
一つは、風の有無であり(無風は良し、強風はNGとされます)、
一つは、表層でのベイトフィッシュのボイルやハネ(跳ね)、BASSの追撃の目撃であり、
一つは、魚がバイトした水深であり(沈むルア−でも着水直後にヒットすることがあります。バイトした水深の認識とそのレンジへの再挑戦も有効です)、
実戦的には、トップウォ−タ−プラグをキャストして反応を見ることであり、
最後の一つは、釣り人の未だ知らないアンノウンな要素であり、それらを釣り人の感性によって、総合判断することになります。
また「ポイントの優劣」という要素もありますが、「魚が興味を持っている場所(今回は水面と仮定しています)」に、ルア−をプレゼンテ−ションすることに比べますと、ポイントの優と劣の差異は小さく、無視できる範囲と言えます。
キモは場所ではなく、魚が上を向いているかどうかです。魚が上を向いていれば、ポイントの優劣に左右されずトップウォ−タ−で釣れるのです。
皆さんも、露地に菜の花咲く亀山湖で、真冬のトップを楽しんで下さい。