記録魚の個体識別とは、1尾1尾のBASSを見分けるという考え方です。
このBASSと、あのBASSは、違うのです。
100尾の50アップなら、100尾それぞれに固有名詞(つまり名前です)
を付けて管理します。
個体識別の先例には、東京湾のシ−バスのタグ(背鰭の根元にタグ=標識を
打つ)&リリ−スや、富山湾のブリ(魚体に追跡用発信機を埋め込む)、
大型の哺乳類では鯨等が知られています。
ヘラブナ・鯉等は、外観からの個体識別が困難です。
幸いにもBASSは、よく観察すると、人間と同じに個体識別ができるのです。
解析は、コツをつかめば、どなたでも可能でしょう。
血液型や歯型、もしくはDNA鑑定という高度な技術は、不要です。
ここでは、その技術論を説明するのが趣旨ではありません。
個体識別できると、釣り人にも何かメリットがあるのだな、と考えて
頂ければよいのです。
さしあたっては、よしさんが解析しましょう。