こんな現象が起こる原因の一端は、メディア側にあります。
(よしさんは、反省しています)
上記の例で、メディア側の代表的な悩みを、ご説明しましょう。
ルアーを特定して書けない
使用ルアーの種類は、クランクベイトと発表できます。
一口にクランクベイトと言っても、星の数ほど種類が豊富であることは、みなさん
ご承知の通りです。
使用されたクランクベイトの、メーカー(ブランド)・色・重さ・長さ、果てはノーマルか
自己改造型かなどは、(解かっていたとしても)到底書ききれません。
ルアーをどうアクションさせたか、書けない
重要なのは、ルアーを「どのように」アクションさせたのか、です。
そこまで、ボート店の釣果ノートに記入して頂ける釣り人は、希です。
(みなさんが釣ったら、書いて下さいネ)
クランクベイトなら、男引き・ストップ&ゴー・ほっとけ・着水と同時・トゥイッチの
いづれかと想像できても、それが書けない、伝えられない悩み。
複数のポイントを併記できない
「白鳥島」とは、いうものの、それは56cmを1尾だけ釣ったポイントで、
実際は当日「神社下」で30cmを1尾と、51cmを1尾、52cmを1尾
釣っていたとしよう。
それでもポイントは、(最大魚を優先して)「白鳥島」と書かざるを得ない悩み。
メディアの欠陥(言い変えると限界。穏やかにいうと、特長)を認識しつつ、
利用するのが、賢い釣り人といえよう。