2 55cm〜60cm越BASSの、生息状況と最大魚の可能性
亀山湖は、巨大BASSを、どれほどストックしているのだろうか。
誰もが知りたいこの問いには、ズバリ次の回答が用意されています。
「夢を実現する50アップでよいのなら、40尾から50尾が
泳いでいる。
亀山湖レコ−ドを更新する60アップなら、10数尾。
日本記録を狙う70アップさえ、数尾が成長中だ、と。」
しかし残念ながら、現在生息していることと、直ちに釣れることは
イコ−ルではないことを我々は再認識しなくてはなりません。
なぜなら、ルア−なりFLYを(巨大BASSへ)プレゼンテ−ション
したくとも、(時・場所・場合が合致せず)結果的に、届かない
からです。
3 亀山湖の巨大BASSの、釣れ方の傾向と、今後の見込み
「グラフ1 亀山湖ブラックバス1984〜1998年度別最大魚グラフ
&釣獲数グラフ」
(「ザ・レイクチャンプ」会員専用エリア、デ−タ・ブック、
「まるみえ0049」より転載)
を、ご覧下さい。
「グラフ1」
種 別:デ−タブック
分 類:まるみえ
整理番号:0049
亀山湖ブラックバス1984年〜1998年度別
最大魚グラフ&釣獲数グラフ
(注)対象は、50cm以上のBASSに限定しました。単位:cm。
1998年12月31日グラフ作成:よしさん
1999年01月15日グラフ修正:よしさん
「グラフ1」は、過去15年間の年度毎の最大魚を黄色で示し、
各年毎の釣獲数は青色で示されています。
「グラフ1」から、最大魚の傾向(大局)を見ると、
ゆるやかな「〜状の曲線」であることが、解ります。
すなわち1984〜1987年への上昇、1988〜1990年への
下降、再び1991〜現在への上昇局面です。
1998年の51cmは、たまたま60cm台が
釣られていないだけ(統計学でいう、外れ値)と考えます。
釣獲数は、もっと明確な傾向があることに、気づかれたでしょうか。
これまた「〜状の曲線」となり、1984〜1991年への上昇、
1992〜1994年への下降、再び1995〜現在へは
上昇局面に入っています。
さらに1999〜2000年は、よしさんの将来予測です。
最大魚は大型化する傾向があり、2000年には、亀山湖レコ−ドの
64.5cm
(水産センタ−・故半澤美佐雄氏確認)
が破られ、
2001年には、いよいよ70cmオ−バ−が釣られるものと
推定されるのです。
4 亀山湖が巨大BASSを育むことができる理由
その理由は、3つあります。
- 亀山湖の流域面積は年平均降水量が2000mm以上と、
気候区分は南海型です。
さらに流域面積の多くを国有林(東大演習林等)が占めています。
従って安定した流入水量と、良好な水質が通年保証されています。
まさに
「魚は森に守られているのです」。
深い最深部と、豊富なストラクチャ−に恵まれています。
皆さんのご理解とご協力により、キャッチ&リリ−スが
徹底されています。
いかがですか。
亀山湖は、あなたの狙うべきフィ−ルドとして、不足はなさそうです。
よしさんの、
夢の舞台・亀山湖
を、あなたも是非、訪ねて下さい。
本稿は、LANDING30PLUS No.1 、「和製モンスタ−バス列伝」に、モンスタ−バス生息
フィ−ルドガイド【亀山湖編】として掲載されます。
株式会社ランディング社のご厚意により、「ザ・レイク・チャンプ」に転載させて頂くものです。
もっと、夢に近づきたい人は、LANDING誌(上州屋等で2月25日発売予定)をご覧下さい。