亀山大橋右岸に、舟が2捜いたこともあり、最短ル−トの左岸に
進路を取る。
のむらボ−ト桟橋横を進行。
ルア−が亀山大橋左岸と橋脚の間を抜けた、と思った瞬間、
手にしていたロッドが「グン」と曲がる。
「きた!」
左手で即座に合わせ、右手でスピ−ドを、ゼロに落とす。
モンスタ−・レインボ−トラウトであることは、わかっていたので、
右舷に宙腰の右膝をつけて、体の安定を取る。
慎重に寄せると、左に、右に、舟の下へと、また潜る。
ルア−をよく見ると、ミノ−の尾のトリプル・フックが
レインボ−トラウトの口の左端に刺さっている。
しかし、ルア−の腹のダブル・フックは、掛かっておらず遊んでいる。
フックは、両方共に前夜交換しておいたが、片方が外れていると、
どうしても不安がある。
ギャラリ−の視線が、集まっている。
やっと横たわるが、口の中に指は入れられない(歯がスゴイ!)。
ネオプレン・ゴム製グロ−ブ(3指レス)の手で、鰓に右人さし指を
入れ、親指を口中にして、ハンド・ランディング。
舟に上げ、コンベックスを当てると、自己記録を一挙に19cmも
更新の、60.0cm。
よっしゃァ〜!