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名 称 所 在 地 2万5千分の 1地形図 泉 質 効 能 宿泊施設 | 0201−01 水窪ダム貯水池おまけ編 小野川温泉(おのがわおんせん)Onogawa hot spring. 山形県米沢市小野川町 米沢(福島) 含硫化水素ナトリウム・カルシウム塩化物泉80.5℃ 慢性皮膚病・婦人病・糖尿病・切り傷・やけど・神経痛 旅館16軒(1118名) |
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| The pleasure of Onogawa hot spring and the Yonezawa soba. |
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小野川温泉で、まず試したいのは、「飲泉 小野小町」である。 文字通り、飲む温泉で「1日にコップ1杯」が良いとされるが、よしさんはコップ半分でギブアップ。 お味は、伏せておくので、ご自身で確認されたし。 場所は、温泉街の最下流・小野川源泉協同組合の駐車場の一角で分かりやすい。 |
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「飲泉」の隣に、「霊泉小野小町の、あしゆ」がある。 大石をくりぬいた湯舟に木製のベンチ、風とおしも良く、気持ちいい。 「霊泉小野小町の、あしゆ」から、温泉街のメインストリートに出た所に 「足湯・片葉の葦」がある。 「足湯・片葉の葦」は、丸太をくりぬいた湯舟に木製のベンチ、メインストリートに面しており、温泉街が見渡せる。 「飲泉」も「足湯」も、無料とは嬉しい。 |
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さらには、入浴料200円を出費すれば、温泉の効用を全身で味わえる
「共同浴場・滝の湯」と「共同浴場・尼湯」がある。 ともに、メインストリートに面しており、初めてでも場所に迷うことはないだろう。 日帰りでも、ラジューム含有量日本一とされる温泉を、ゆっくり堪能できるのはありがたい。 |
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宿泊なら、米沢市内最大の温泉街だけに旅館も16軒あり、予算と好みにより、お気に入りが見つかるだろう。 まんぎり(完全)を目指すなら、米沢牛のある御膳を賞味したいものだ。 米沢市内の温泉は、小野川・白布・新高湯・大平・滑川・姥湯・五色・湯の沢と8ケ所あって、 「温泉王国やまがた」の面目躍如である。 温泉街の横を流れる大樽川は、環境庁自然保護局の「ふるさといきものの里」認定の「ホタルの里」で、 06月下旬〜07月下旬に「ほたるまつり」が開催されている。
そばの美味しい山形県で、蕎麦と言えば、当然手打ちの二八・ざる蕎麦である。 |
| 平安時代初期に、出羽の国司(秋田県+山形県の知事)の娘、または郡司の小野良実の娘、 |
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さらには小野良実の領地(居城は秋田県雄勝郡雄勝町とされる)の娘、等と諸説の伝わる小野小町は、
大和で女官として仕えた後、薬師のお告げにより出羽国吾妻川(鬼面川)のほとりに出湯を探し、
自ら掘り、里人が手伝い、湯坪を作った。 それが、小野川温泉の開湯であるとの伝説につつまれる。 しかし、小野小町については各地に伝説があり「出身も実名も生没年も不明の小町の経歴を調べる手段は失われているのです(※01)」 というあたりが、妥当な見解に思える。 |
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(社)米沢観光物産協会
山形県米沢市の観光総合窓口です 小野川源泉協同組合 小野川温泉の総合窓口はこちらです 米沢そば街道 おらほの、いいどご、おしえっつぉ スーパーセルフ米沢 よしさんお勧めのガソリンスタンド、年中無休・24時間営業+整備士常駐店とは嬉しいなぁ |
Reference Books. |
(※01)田宮友亀雄(1989):「小野小町物語−米沢が誇る歴史と伝説−」, pp239,不忘出版,米沢市(発売元:遠藤書店,米沢市) |
| 2008年08月15日(金)発表 |