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| 0042 |
| 下飯田堰(しもいいだせき) |
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| 千葉県香取郡小見川町下飯田 |
1地形図 | 神栖1592, |
分 類 | 溜池(潅漑用)、湿地、 |
別 称 | なし |
| JR成田線笹川駅より、西へ約800m。 国道356号線(利根水郷ライン)を東進し、小見川町を抜け、 一旦、東庄町に入る。 東庄町役場前の信号を右折。 JR成田線を渡り、400m先の“根方バス停”を右折西進。 大利根用水幹線水路を越え、 分水嶺で再び小見川町へ入ると、道の右に堰が見える。 |
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| 約10,000m2 |
| 2m |
| 不 詳 |
| 不 詳 |
| 不 詳 |
生息確認年月 | 1998(平成10)年08月16日確認 |
| 貸しボート・トイレ・売店なし。堰から離れて数台なら駐車可。 |
| 谷津の奥に位置する、ほんの小さな堰。 |
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明確なインレット(流入部)は、ない。 堰の半分は、湿地帯。 水色は、かなりマッディ−。 水面は、オ -プン。陸からのアプロ -チは、堰堤の一部と、北側の水田脇に限定される。BASSは、25〜30cm級が主体だ。 |
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土盛りの堤体は、篠竹が茂る。 幅3mの堤頂は、北側の水田に続く道となる。 堤頂長100m。水口は、堤体の左。 流末は、玉川を経て黒部川 (流路延長17.5Km、流域面積48Km2/ 別項参照)に入る。 |
| 堰のすぐ下の家にゆかりの釣り人に、話を聞くと、 |
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下飯田堰は、かなり古い時代のものと言う。 試みに、1884(明治17)年測量の、大日本帝国参謀本部陸軍部 測量局の、2万分の1地形図「須賀山村」を広げて見ると、 そこに下飯田堰が描かれている。 北側の水田の位置にも溜池があり、この水田は近年の開発だと、 判る。 |
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南の尾根を越えると、岡飯田堰(小見川町岡飯田)がある。 岡飯田堰は、水田の中の小さな堰。 水色は、マッディー。 水面は、オ -プン。水深は2m。 東側に釣り台が、3〜4基ある。 フナが中心で、BASSは未確認。 堤頂幅3mの土盛りの堤体は、舗装道路となり、桜が植樹されている。 内面は、黒色防水シ−ト貼り。 堰の管理は、岡飯田区第2土地改良区である。 流末は、玉川を経て黒部川に入る。 |
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前記地図の「小見川村」には、岡飯田堰もあり、 少なくとも114年の歴史が見える。 釣り人として、農業用の小さな堰は、水抜きが心配のタネ。 非潅漑期の釣りは、要注意だ。 小見川町に五郷内新堰 (別項参照)・五郷内大堰(五郷内)がある。木内堰(小見川町木内)と、和泉堰(小見川町和泉)は、 湿地帯であり、通常水はない。 東庄町の青馬堰 (青馬 )は、周囲にネットフェンスが張られて立ち入れない。 同じく東庄町の鹿野戸堰 (笹川ろ )は、湿地帯であり、水はない。 |
○千葉県統計年鑑(昭和42年) | 1968(昭和43)年03月25日 | |
千葉県企画部統計課 |