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| 0038 |
| 粕谷の池(かすやのいけ) |
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| 千葉県長生郡一宮町一宮 |
1地形図 | 上総一宮5188, |
分 類 | 溜池(潅漑用) |
別 称 | 粕谷池 |
| JR外房線上総一宮駅より、南西へ約3km。 国道 128号線を下り、"七井土"信号( Y字路)を右。直進して県道茂原・夷隅線で睦沢町に入り、 "岩井"信号を左折東進。400m先のカーブ (右ト)を右折。睦沢町と一宮町の境 (右ト)は、直進。700m先 (右ト)を右折南下。700m直進で、左に堰堤。 |
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| 12,000u |
| 3m |
| 36,000m3 |
| ・・・ |
| 不詳 |
生息確認年月 | 1996(平成08)年02月03日 1998(平成10)年07月18日 |
| 貸しボート・トイレ・売店・駐車場なし。 |
| 谷津の奥にある幅80m・長さ150mの、南北に伸びた小場所。 |
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洞庭湖 (別項参照 )から、大欠の堰 (別項参照) を経て、山道を更に5km程入るルートもある。 堰堤は盛土、堤頂幅4m、内面は割栗石積である。 コンクリート製の越流式余水吐けと、尺八を持つ。 池は長方形、陸からのアプローチは、西の道路側と、北の堰堤に 限られる。 水色はマッディー。 水面はオープンだが、一部に菱藻がある。 ヘラブナ・ブルーギル・オタマジャクシ・ヤマカガシも生息。 |
| すぐ西に、高藤城址がある。 |
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直下の道路は標高20m強だから、山頂 (80.4m)迄は、比高60mとなる。 ここが上総介高望王10世の子孫・上総介平広常の居城で、 別名柳沢城と云われる。 一説には広常の居城は、夷隅郡布施村殿台とされ、ならば高藤城は その支城であると見られる。 頂上からは太平洋も望め、牙城・樓櫓等の址があって、山下に 刀工隊谷の遺構もある。 |
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東鑑に、 (治承04)年源頼朝が石橋山に兵を挙げると、広常は玉前神社に甲一領を納めて、頼朝の武運長久を祈願したことが 出てくる。 1862( 文久02)年01月、一宮藩主加納久徴が高藤山古蹟之碑を城山に建立した。 |
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流末は、端沢川 (流路延長17.6km,流域面積75.3ku)・埴生川 (流路延長19.0km,流域面積49.8k u)を経て、一宮川 (流路延長37.3km,流域面積220.8ku)に注ぐ。一宮町に、親谷の堰 (別項参照)・細田堰(別項参照)等があり、付近には、八幡湖 (別項参照)等がある。 |
○千葉県統計年鑑(昭和42年) | 1968(昭和43)年03月25日 | |
千葉県企画部統計課 | ||
○へらぶな釣り場 小川恵亮 | 1978(昭和53)年04月25日初版 | |
@関東編 つり人社 |