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| 0013 |
| 上池(かみいけ) |
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| 千葉県袖ケ浦市飯富、下新田、 |
| 奈良輪4299,姉崎4390, |
| 溜め池(潅漑用) |
| なし |
| JR内房線袖ケ浦駅より、東へ約3km。 |
館山自動車道姉崎袖ケ浦 ICをでて、T字路を右折。 | |
県道千葉・鴨川線(久留里街道)を南下。 | |
袖ケ浦市に入り、1.5km先の上泉の信号(信号名称なし)を右折西進。 | |
県道南総・昭和線を進む。 | |
館山自動車道を潜れば、袖ケ浦公園は右に見える。 | |
| ・・・ |
| 2m |
| ・・・ |
| 不詳。 |
生息確認年月 | 1995(平成07)年08月02日 |
| 貸しボート・売店なし。駐車とトイレは、設備あり。 |
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2級河川浮戸川(流路延長18.0km,流域面積29.7ku)
上流部の溜め池。 都市計画公園、袖ケ浦公園【約25.2ha 1972(昭和47)年08月29日 千葉県告示第588号】の大部分を占める。 北東から南西に向いた涙滴型の池で、堤体は南西にある。 水は、ややマッディー。
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県営溜池等整備事業(上池地区)により、総事業費1億7380万円で
1982(昭和57)年04月着工、1991(平成03)年03月改修整備が完了 したもの。 堤長223m、堤高5.0m、堤頂幅3.0m、取水口の底樋600Φ・溜池栓250Φ 3段各2ケ、洪水吐けの幅14mである。 用水は飯富・下新田地区の耕地を潤す。 上流部には、赤池(野田)・野田堰がある。 上池は、1997(平成09)年12月水抜きされた(完全ではなく、中央に水は
残っていたから、魚もいると期待したい)。
一帯の丘陵は、「万葉集」の東歌に「宇麻具多の嶺呂(うまくたのねろ)」と 詠まれたところで、今も根形と呼ばれています。 宇麻具多の嶺呂の篠葉(ささば) の露霜の 濡れてわ来なば汝(な)は恋ふばぞも (万葉集巻14 東歌) 飯富地区の飫富(おほ)神社は、二千数百年前の綏靖(すいせい)天皇 元年の創祀と伝える古社で、延喜式神名帳にも名を残す。 飯富(いいとみ)は元来飫富(おほ)であり、飽富と書いてあくとみと、 呼ばれた時期もあったが、再び転化された飯富に復帰した。
祭神は倉稲魂命で、上池の築造年代が太古であることを偲ばせる。 |
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公園内(東側)には、袖ケ浦市郷土博物館(電話0438-63-0811月曜・祝日
・年末年始休館)が1997(平成09)年にリニューアルオープン。 袖ケ浦の通史を現代から過去へさかのぼる、倒叙展示がされている。 公園には散策路・せせらぎ・アヒルと錦鯉の池・下池等も整備され、 未就学児を持つ家族の、ピクニックには最適の場所。 |
○千葉県統計年鑑(昭和42年) | 1968(昭和43)年03月25日 | |
千葉県企画部統計課 | ||
○房総の古社 菱沼 勇・梅田義彦 | 1975(昭和50)年02月10日 | |
有峰書店 | ||
○袖ケ浦町都市計画図 2 | 1977(昭和52)年05月印刷 | |
1:10,000 袖ケ浦町 | ||
○郷土資料事典・千葉県 | 1979(昭和54)年09月01日改訂新版 | |
人文社観光と旅編集部 人文社 |